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幸せな 朝
朝早くから、仕事を終えてそのままの私は、
張り切ってご奉仕に夢中になった結果
主様がシャワーを浴びて来られる間にうっかり寝てしまうという、あるまじき事をやってしまう。
呆れた様子で、
「仕方ないなー。いいよもう、ここで寝て行け。」
そう言って、ベッドの半分を、私に空けて下さった。

ボーっとした頭で、すごく幸せな事が起きていることを、なんとなく理解して、
汗まみれのままで、そこに横たわるわけにはいかないと、シャワーを借りる事にした。
温かいシャワーを浴びながら、少しずつ意識は冴えて来て・・・
も、もしや!長年の祈願、主様と朝を迎えるという、記念すべき瞬間が訪れるのかと、
急にソワソワと緊張感が増して来た。

髪を乾かして、そーっと部屋に戻ると、
主様はすでに、小さな寝息をたてている・・・。
・・・お疲れなんだろうな・・・
多忙な毎日を、粛々とこなしている主様の、ひと時の安眠を邪魔するわけにはいかない。
ベッドの半分を空けて、横たわる主様が、
それが私の為なのか、そもそも習慣で、クセなのか、
そんな事はどうでもいいくらい、その姿が嬉しかった。
裸のままで、時折寝がえりをうって、背中を向ける主様。
そんな主の姿を、私はこれまで見た事がない。

なんだかもったいなくて、
私はベッドの下の、床で眠ることに決めた。
さすがに床は固くて、なかなか眠りにつくことが出来ない。
目を閉じて、うっすらと聞こえる主様の寝息に、ひとり、にんまりしてしまう(笑)

手を伸ばせば、すぐに届く距離に、主様の背中。
もうこのまま、時が止まってしまえばいいと、少女のような事を、本気で願った。
私にとって あの背中は
瞼に焼き付いて、決して忘れる事のない風景。
触れたくて、触れても叱られないはずなのに、どうしても触れられない。
なんだか勝手に
「恋人ではない。性奴隷なんだ。」
そう、あらためて噛みしめたような、切ない風景。

ずっと昔の私なら、
疲れた背中におかまいなしで、ゴロゴロと甘えて行ったかもしれない。
ぐったりとした腕を引っ張って、
強引に腕枕をねだったかもしれない。
・・・でも
今の私は、主様の性奴隷。
お呼び頂けて、ご奉仕させて頂けて、
そのうえ朝まで部屋に置いて下さるなんて。
これ以上の幸福はない。
ベッドの下から、何度も寝顔を盗み見ながら、
少しずつ夜が明けてゆく。

明け方、いささか身体がカチカチになってきて
こっそり そーっと、主様の隣に滑り込む。
アラームが鳴るまで、あと少し。
ほんの一時、主様の匂いを、近くで感じていたくなった。
深呼吸をして、大好きな匂いにうっとりしていたら、一気に睡魔が襲ってきた。

なんだか夢心地でふわふわしていたら、
無情にもアラームの音。
カーテンを開けようとする私を止めながら、主様が寝ぼけた顔で布団をかぶる。
 「おはようございます」
朝一番の挨拶を、主様に出来た。
公の場で交わす、「おはようございます」とは違う、
朝一番の、ベッドの中の、「おはようございます」。
七夕の明くる朝、
私の大きな大きな願い事が叶ってしまった。

主様、私はまた、これからもずっと、主の奴隷で居たいです。
不出来な私で、申し訳ないのですが
これからもずっと、その足元に置いてください。
それが私の、尽きることのない願いです。


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【2013/07/21 23:29】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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わがまま隷ちゃんと主の苦悩


ビギナー奴隷の隷ちゃんの、主による調教と、成長の記録。

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Author:隷ちゃん
気がつくと、ずいぶん長い間 そばに置いて頂いている、主様。
迷う日も、時にあるけれど、守り抜いて良かったと信じられる、主様との絆。心に留めておくだけでは不確かに思えて、時々 綴っている 隷子の記録です。

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